当院の歯周病治療

歯周病治療は「日本臨床歯周病学会歯周病認定医」の資格を持ち、20年以上（※）の治療経験を持つ院長が担当します。

認定医の資格は、日本臨床歯周病学会に知識や治療技術・実績を認められた歯科医師のみに与えられるものです。院長はそれだけの技術と豊富な経験を有するため、一般的な歯科医院では提供しないような難しい治療でも対応できます。

当院の歯周病治療は、「歯周基本治療」を中心に据えております。歯周基本治療とは、丁寧な検査と徹底したクリーニングで歯周病を改善させていく治療です。その名の通り、歯周病治療のスタンダードであり、治療効果が日本臨床歯周病学会からも認められているものです。

ところが歯周病が重症化してしまうと、この歯周基本治療では症状の改善が難しくなってしまいます。そのようなケースでは、「歯周外科治療」に移行することもあります。この歯周外科治療は手術を伴うため難易度が高く、担当できる歯科医師は多くありません。しかし、当院の院長なら認定医資格と豊富な経験を持っており、歯周外科治療にも対応可能です。

歯医者に通っているけれどなかなか改善しない、「歯を抜くしかない」といわれた、など歯周病でお困りの方も、一度お問合せください。

歯周病の治療に「痛い」というイメージをお持ちの方は少なくありません。ではなぜ、歯周病治療では痛みを感じやすいのでしょうか。

歯周病になると、歯ぐきが炎症を起こして出血したり、膿が出たりして、歯ぐきが敏感な状態になります。その状態のまま歯石やプラーク（歯垢）を除去すると、痛みを感じやすくなるのです。

そこで当院では、歯ぐきに炎症や出血・膿（うみ）が出るなどの症状がある場合は、まずお薬の力を利用して歯周病菌を減らす治療からスタート。具体的には、飲み薬の服用や、殺菌効果のあるうがい薬の使用によって炎症の改善を図っております。

お薬の力によって歯周病菌を減らせば、歯ぐきの炎症が治まります。そうすると、歯石を取り除く際の痛みを軽減できるのです。場合によっては飲み薬やうがい薬だけでなく、歯ぐきに直接お薬を入れて炎症を落ち着かせることもございます。

歯周病治療の基本は、歯周病の原因になる歯周病菌（歯石やプラーク）を取り除くことです。炎症が治まった後には、歯石やプラークをしっかりと取り除くスケーリング・ルートプレーニングを行い、歯周病の改善を目指します。

痛みが苦手な方や、歯周病治療のために通院しているにも関わらずなかなか改善しない方は、お気軽にご相談ください。

歯周病は、歯と歯ぐきの隙間にできた歯周ポケットと呼ばれる溝に、歯周病菌が繁殖して毒素を出すことで起こります。そのため、歯周病菌を殺菌したり、取り除いたりすることが治療の第一歩です。

当院では、歯周病菌の巣になっている歯周ポケットに殺菌効果のあるレーザーを当てて、歯周病を改善させる治療を導入しております。レーザーには殺菌効果だけでなく、歯ぐきの炎症を改善させたり、出血を抑えたりする効果もあります。

レーザー治療には痛みがありませんので、患者さまに苦痛を与えることなく治療が可能です。

重症化した歯周病には、外科治療が必要なケースがあります。外科治療では一般的に、歯ぐきをメスで切開し、歯周病によって炎症している部分を切除します。このようなケースでレーザーを用いると、炎症部分に光を当てるだけで殺菌できるため、切除する必要がなく、痛みや体への負担の少ない治療が可能です。

痛みが苦手な方、外科治療に抵抗がある方は、ぜひお気軽にお問合せください。

※　レーザー治療は自費診療です。

歯周病は一度症状が治まっても、歯磨きや生活習慣の変化で再発しやすい病気です。そこで当院では、歯周病治療後のメインテナンスにも力を入れております。

メインテナンスは、患者さまに定期的にご来院いただき実施します。歯科衛生士がクリーニングをしたり、ご自宅での歯磨き方法をお教えしたりすることで、歯とお口を健康に保てるようサポート。継続的なメインテナンスを受けていただければ、歯科衛生士は患者さまのお口の中の変化に気づきやすくなり、よりきめ細やかなケアができます。

当院には経験10年（※1）の歯科衛生士をはじめとし、歯周病や歯周病ケアの知識・技術を身に着けた衛生士が揃っているため、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせたケアをご提供可能です。